オーストラリア・クイーンズランド州のマレー二という村で、地元住民や移住者と共に自治を復活させたジル・ジョーダンさんからのヒアリングメモが出てきました。
2002年10月18日 沖縄県那覇市で開催された何かの市民イベントの際、清水義晴さん、鶴田清さん、鶴田紀子さん、関谷剛一さんと共にヒアリング。
「ジルが求めてきたもの」というメモから 1.自分が本当に好きな仕事ができるようになること 2.コミュニティ内の商品やサービスの幅が広がること 3.それぞれがコミュニティの中で貢献していると思えるようになること
「自給自足が目的ではなく、社会の変動に強い自立した生活をすることが目的なんです。」
「コミュニティビジネスは、共感のビジネスです。共感のためには、地域の中で小さくて、弱いことに耳を傾けてコーディネートすることが大事です。」
ポストイットにこんなメモが記してありました。 その後、ジルさんやマレー二の人たちはどうしているのだろう?
※【2002年頃までのマレー二の歴史】 農家の多くが酪農や畜産に失敗し、街のお店がどんどん閉まっていく中で、6人の仲間が何とかしようと話し合ったところからマレーの村は復活していく。村内に多数のコープ(協同組合)ができ、地域通貨が循環し、情報センターが立ち上がり、コミュニティ・バンクができて村の新たなビジネスに投資していくことで、230種類の雇用が生まれた。
22Masao Takano、櫻井徹、他20人 コメント4件 いいね! コメント シェア
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