教育研修のプログラム例
■未来デザイン研修
【対象者】
起業家、経営幹部、あらゆる分野のイノベーター
【実施期間】
2日間
【目的】
事業(人生)のビジョンが見えますか?
社会が大きく変わろうとしている現代に必要なのは、新たな時代へ向けて自社(又は自分)の揺るぎないビジョンを明確にし、今ある情報や経験・ノウハウ等の資源を整理することで、自らの想いをエネルギーに変えて突き進むことです。本研修は、最新の問題解決学を応用したのものです。夢のある未来像をデザインするために、その実現に向けての計画作りをお手伝いします。
【内容】
《フェイズ1》理念設定
* 何のために事業(人生)をするのかという根本目的を明らかにします。
《フェイズ2》現状把握
* 理念に照らし合わせて、現状をピックアップし、その意味と全体像を把握します。
《フェイズ3》未来予測
* 社会の動向を踏まえた上で、前フェイズのプラス要因に着目して未来を予測します。
《フェイズ4》未来デザイン
* コンセプト創り
前フェイズのデータからキーワードをピックアップし、それらを統合した「コンセプト」を生産します。
* グランドデザイン
コンセプトに基づいてドメインの設計を行います。
《フェイズ5》要所解明
* 課題設定
手の打ち所、工夫ポイントを確定します。
《ファイズ6》方法立案
* 方針設定
大局的な方向性を定めます。
* 方策立案
方針を実現するための具体策を考えます。
《フェイズ7》計画編成
* 方針ごとに具体策を時系列上に表現し、実行計画表を作成します。
【コメント】
こんな方に最適です。
* 会社の柱となる新規事業を企画したい。
* 納得できる自社の理念を構築したい。
* 自分自身の人生理念を構築したい。
* 人生の岐路にあたって意思決定を確かなものにしたい。
* これから将来へ向けてどんなスキルを身につけていったよいか整理しておきたい。
* 3?5年先の事業計画や人生設計をしておきたい。
■働くサプリ研修
【対象者】
*社員の働き方を根本から見直したい企業
*組織における関係の質を高めたい企業
*ポジティブ・アプローチで組織開発したい企業
*ビジョンに向けた物語をつくりたい企業
【実施期間】
6日間(3ヶ月)
【目的】
上からの指示待ちで、自ら考えようとしない組織体質に陥っていませんか? 結果に拘るあまり、人間関係がギクシャクしていませんか? 働く意欲が湧いてこない硬直した組織から脱するための組織開発研修です。アドラー心理学をベースにした「自分を知るプログラム」と、マサチューセッツ工科大学 ダニエル・キム教授の研究「組織の成功循環モデル」を参考にしたポジティブ・アプローチにより「関係の質を高めるプログラム」が特長の研修です。
【内容】
〇 1日目 【個別インタビュー】
*個人の生い立ちについて、専門家が一定の視点でインタビューすることにより、社員自らが人生を振り返り、自分を再認識する
きっかけとします。
・どんな子供でしたか?
・どんな学びがありましたか?
・これまでの最高の体験は?
・何を大切にしていますか?
・今のモヤモヤは? など、、。
〇 2日目 【自分史の共有】
*案外知られていなかったスタッフそれぞれの自分史。同年代のチームで、同僚がどんな人生を歩んできたかを共有するワークで、
自分を知り、仲間を知ります。
・個別インタビューで聞き出した社員の生い立ちを「自分史シート」に専門家が整理する。
・「自分史シート」をもとに、?それぞれの生い立ち、?これまでの最高の体験、?今のモヤモヤな気持ちを発表し共有する。
〇 3日目 【ライフプラン】
*自分史を踏み台に、私の夢シートとライフプランシートを使って自分や家族の将来を見通すことで、どんな人生のシナリオが描ける
のか、課題は何かをつかみます。
・自分の夢を描く
・本人が死ぬまでの人生を年齢ごとに描く
・家族の将来を想定する。
・仕事、お金、学び、家、目標、夢をミライの年表に表わす。
〇 4日目 【働き方のライフプラン】
*問題解決手法のステップに従い、自分の未来の働き方をデザインします。
自分の人生理念を整理した後、理念を取り巻くプラスの現状を明らかにします。
・働き方の理念設定…理念シート作成
・働き方の現状把握…現状シート作成
〇 5日目 【シナリオプランニング】
*各自が策定した「働き方の未来デザイン」をベースに、ビジョン(最上域の未来)に至るプロセスをシナリオ化して物語を創作し、
チームでポジティブな未来を描きます。
・ビジョンをありありと描く
・ビジョンに至るシナリオをつくる
・場面を設定する
・キャスティングする。
・物語(起承転結)をつくる。
〇 6日目 【成果報告会】
*研修の中で創作した物語を発表すると同時に、研修で得た学びや成果を共有します。
全スタッフの物語をお互いに聞くことで、組織の未来の物語を創造します。
・5年後をスタッフの寸劇で表現する。
・5年後をマンガにして発表する。
・5年後を動画で編集して表現する。
【コメント】
個人的な歴史を互いに知ることは、「関係の質」の向上につながります。その結果、本質的な対話が発生し「思考の質」が高まります。その結果、チャレンジ精神を持ってお互いに助け合う「行動の質」が高まります。その結果、ようやく売上や業績が上がる「結果の質」の向上に至ることがわかる研修です。